保険の治療でも良好な結果を得るには④

主治医には絶対に伝えておくべきこと

前回では、主治医や医院の選び方についての説明をしました。

今回は、そのほかに納得をして治療を続ける上で心掛けると良い点をいくつか補足しておきます。

まず大切なことは、保険治療を受ける上では自分が何を大切にしているのかを主治医の先生に伝えることです。

また、その伝えたことを患者さまと医院側がお約束として医院がどれだけ気にかけてくれているかを見ることで、単純に人と人の約束を守れる医院か、そうでないかが浮き彫りになると思います。

具体的な話としては、「自分はお金が大切なので、治療費が高くなるときは絶対に事前に教えてください。」とか、具体的な金額まで伝えた方がなおよいですが。そう伝えたのに、いきなり「本日の治療費は2万円になります。」などと軽々しくいう場合はお約束が守られてないと思ってよいのではないでしょうか。ただ、自分から主張しなければそういわれても仕方のないことは頭に入れておいてください。何度も言いますが、保険治療の費用は日本全国同じなのですから。

大事なのは患者さま自身が伝えることです。

他には「自分は土日しか休みがないので予約は土日にしてくれ。」と伝えたのに、いきなり「次の予約は水曜の昼とかいかがでしょう?」とか平気で聞いて来れば、あまり患者さまの発言を重要に思っていないという事がわかります。

あとは、「どうしても今日は時間が無いのでOO時には終わってください。」とか、伝えたのに反映されなければ患者さまご自身の発言が重視されてないということです。ただ、時間のお約束をする場合は、自分自身も予約時間を守るという事が大前提です。

このように、お金や時間、見た目、痛み、など自分が一番されたくないことや大切と思っている事を患者さま自身が医院側にはっきり伝えることが大切です。また、医院側もそれをかなえることが困難な場合は積極的に説明してくれるようになると思います。

そうやって、満足のいく保険治療をお受け頂く場合は自分自身で歯科医院に伝えていくことが大切だと思います。

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